「クリスティーズ」 ロシアの皇族の所有物が競売へ

オークションハウス「クリスティーズ」で、カール・ファベルジェの宝石工房で制作された作品およそ50点が競売にかけられる。宝石の施された金の小箱や銀で装飾された陶器の花瓶などが登場する。

 19世紀から20世紀初頭のロシアの装飾・美術工芸をテーマにしたオークションは、ニューヨークで4月15日にスタートする。合わせて166点が競売にかけられる。開始価格の総額は、320万ドル。ほぼ全ての作品が、ロシアの皇族が所有していたもので、ロシア最後の皇帝ニコライ2世の母マリア・フョードロヴナ皇后が所有していたりんごの形をした砂金石でつくられたキャンディー用の小箱も競売にかけられる。

 

(「ロシアの声」より転載)

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