サハリンから日本に送電も

日本とロシアのエネルギー協力は今後数年で確実に拡大する。ロシア連邦下院(国家会議)エネルギー委員会のイワン・グラチョフ委員長が、訪問先の東京で述べた。

 「日本とロシアの協力関係は確実に拡大する。ロシアは日本へのガス供給を単なる量の増加にとどめるつもりはない。ロシアの付加価値の高い未来のプロジェクトに、日本側の参加があれば嬉しい」。

 日本側は、ガス化学産業での協力関係や、ロシアから日本への送電プロジェクトに多大な関心を示したという。「海底ケーブルを通じて、サハリンから日本へ最大1ギガワットの送電を行う可能性について話し合った。技術的には2018年までに実現が可能」。

 グラチョフ委員長率いる委員会の代表団は2日間の日本の滞在で、東京電力などの財界関係者や、国会の委員会の委員などと会談を行った。「会談の結果は非常に良好だ。エネルギーに関する両国の立場は一致し、定期会合に移りつつある」。