プロスキー・トルバチク火山では11月27日から火山活動が開始されており、南側斜面には溶岩が噴出した結果、上下に2つの亀裂が形成されている。上部では6キロメートル以上、下部では20キロ近く溶岩が流れた。
プロスキー・トルバチク火山が最後に噴火活動をおこしたのは1975-76年。この際、ロシア科学史上はじめて、噴火活動の開始時期が正確に予測された。噴火活動の結果、火山付近の地形は変化し、火山から数10キロ範囲にあった動植物も全滅するなど地域生態系には大きなカタストロフィーがもたらされた。
(「ロシアの声」より転載)
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