ロシア外務省 朝鮮半島のヒステリー

朝鮮半島では脅威が頻繁なものとなっているが、ロシア外務省は、思いもかけず始まる事を除けば、意識的な戦争勃発に至るとはみなしていない。インターファクスが伝えた。

 ロシア外務省のグリゴリイ・ログヴィノフ特命大使は「我々は、南北朝鮮のどちらかが、意識的に戦闘行為の開始に向け進んでいくとは思っていないが、現状では、思いもかけずひとりでに衝突が起こる危険が高く、それが状況の崩壊を呼び起こす可能性がある」と指摘し、朝鮮半島情勢を緊迫化するだけのレトリックをやめるよう求めた。

   ロシアの専門家らは、朝鮮半島において戦争が起きるとしたら、それは2つの理由によると見ている。ロシア科学アカデミー極東研究所のコリア調査センターのコンスタンチン・アスモロフ主任研究員は「コメルサントFM」の取材を受けた中で、まず1つの目のバリエーションを挙げ「南北朝鮮のどちらかの神経が、ありふれた事だが、すり減って衰弱してしまう事だ。そうした可能性は、北にも南にもある」と指摘した。なおもう1つの理由について、軍事経済分析専門家のドミトリイ・ヴェルホトゥロフ氏が触れ「韓国にも北朝鮮にも紛争勃発に興味を抱いている一部の人々が存在する、その事が戦争を促すかもしれない」と述べた。

 

(「ロシアの声」より転載)