「ウラル隕石級の隕石、いつ地球に落ちてもおかしくない」

ロシア科学アカデミー宇宙研究所が、先日チェリャビンスク州で起こったような隕石の衝突が繰り返される恐れがあることを認めた。

 研究所のナタン・エイスモント氏がイタル・タス通信のインタビューで語ったところによれば、「いつ落下してもおかしくない。チェリャビンスクに落ちた、ああ驚いた、まさか続けて二度はないだろう―そんな理屈は通用しない。落ちるときは落ちるのである」。

 ウラルに突如落下した隕石について、2月末、インターファクス通信が、ロシア工業科学アカデミー学術研究員のユーリイ・ザイツェフ氏にインタビューを行った。その中で同氏は、「地球は小惑星その他天体の『裾』に捕まった。小天体がいつ地球と衝突してもおかしくない。かつて、ツングース隕石のような隕石の落下は、700年から900年に一度のこととされていた。しかし今や、こうした事態は著しく頻繁に起こると見込まれる。90年や100年に一度という頻度で起こるだろう」と語った。

 

(「ロシアの声」より転載)

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