チャベス氏は、1999年2月からベネズエラ大統領の座にあり(現在4期目)、2011年6月に悪性腫瘍を切除する最初の手術を受けた。しかし数か月後の医療検査の際に、新たな腫瘍が見つかった。
昨年10月、チャベス氏は大統領選挙に勝利したが、同年12月、三度目のがん手術を受けるため再びキューバに向かうことを余儀なくされた。手術後、彼は2か月以上ハバナの病院で過ごし、2週間前に祖国に戻って首都カラカスの軍病院で療養していたが、そこで亡くなった。
マドゥロ副大統領が大統領代行
ベネズエラTV各局は皆、大統領の死去を伝えるなかで、国民に対し結束と平穏の維持を呼びかけているが、エリアス・ハウ外相によれば「国内の状況は完全に正常」だという。
大統領の死去に関連して、ベネズエラ国内には、7日間の服喪が発表された。なお葬儀は、8日に執り行われる。
ひと月以内に新たな大統領選挙が実施されるまでの期間、ニコラス・マドゥロ副大統領が、大統領代行を務める。
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