ラヴロフ露外相とケリー米国務長官が会談

ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外相は、ドイツ・ベルリンで26日に、アメリカのジョン・ケリー国 務長官と会談し、そのなかで、シリア情勢に対する両国の共通の立場を確認し、シリア政府と反体 制派の対話を促すために、あらゆる努力を続けていくことを確認した。ラヴロフ外相が発表した。

 「シリア問題について、暴力行為が続いていることは容認できないという共通認識を確認し、政権と反体制派の対話の早期実現のため、ロシアとアメリカに可能な事柄をすべて実施していくことで一致できたのが、もっとも重要な点だ」。

 この席では、ロシアが重視する養子問題についても話し合いが行われた。一部メディアの報道によると、ケリー国務長官は、米国側がこの問題を透明にしロシア側にきちんと説明するように、自ら必要な対策を講じる意向を示したという。

 「ロシア人児童の養子問題について、詳細に話し合った。ケリー国務長官は、この問題の重大さを認めたうえ、米国側がこの問題を透明にしロシア側にきちんと説明するように、自ら必要な対策を講じると約束した」とラヴロフ外相は述べた。

アントン・フォミン君死亡事件

 ロシアの捜査関係者は25日、アントン・フォミン君(9)のアメリカで死亡した事件について、殺人事件として捜査を開始した。

 アントン君は2005年、実の両親とともにアメリカに移民したが、まもなくして父親は癌で死亡し、母親は健康問題でアントン君を育てられなくなったため、ネブラスカ州在住の夫妻に養子として引き取られた。

 アントン君は昨年5月、養親の家で火災が発生した際に、煙を吸って死亡した。アメリカの捜査関係者は、養親に有罪の証拠がないとして、捜査を終了していた。