チェリャビンスクの隕石 2つのバージョン

チェリャビンスクでの隕石落下はロシアだけでなく世界を震撼させた。現在、天文学者らはこの隕石の由来について激しい議論を行っている。

ロシア科学アカデミー天文学研究所の職員らの一部はチェリャビンスクでの隕石落下とツングースカ爆発を同列のものとして論じている。 第一に、天体が地上10キロほどのところで爆発していることが共通しており、第二にチェリャビンスク爆発の破片がツングースカ爆発と同じように発見されていないことが挙げられる。大きな衝撃波があったことから、隕石雨ではない。隕石雨の場合はすべて大気中で燃え尽き、地表に到達することはない。そのため超音速で大気に突入した彗星である可能性もある。

一方、連邦気象観測環境監督庁によれば、チェリャビンスクに落下したのはUFOであり、チェリャビンスクおよびエカチェリンブルグ上空では一晩中、ハンティマンシースク方面から輝くループが観測されており、爆発には強い化学的なにおいが伴ったという。

 

(「ロシアの声」より転載)

このウェブサイトはクッキーを使用している。詳細は こちらを クリックしてください。

クッキーを受け入れる