トルコに配備されるミサイル複合体「パトリオット」はロシアに向けたものである

「トルコ南部へ配備される米国の対空ミサイル複合体「パトリオット」はロシアとそのCIS、集団安全保障条約機構における同盟諸国に向けたものであり、シリアからのミサイル攻撃に備えたものなどではない」。インターファクス通信によるインタビューの中でロシア空軍元総司令官のアナトーリイ・コルヌーコフ氏が述べた。

元総司令官によれば、トルコに配備される「パトリオット」は射程距離わずか75kmで、国境付近のミサイルを捕らえる役にしか立たず、作戦用兵器としては、問題を解決するものではない。もしも射程範囲内に飛行機が侵入したら、そのときは、これを撃墜することも出来るが、それは人道的な批判を呼ぶだろう、と総司令官。また総司令官は、もしもミサイルが山間部に設えられるなら、それはアルメニアの脅威のためのものとなるだろう、とした。トルコはエレヴァン(アルメニア)における紛争においてアゼルバイジャンへの支援を表明している、と総司令官。

ドイツおよびオランダ製の地対空ミサイル「パトリオット」は先日トルコに搬入されている。先日トルコのインチルリク空軍基地には、ドイツ製「パトリオット」の点検のためにドイツ兵士240名が到着している。

 

(「ロシアの声」より転載)