元総司令官によれば、トルコに配備される「パトリオット」は射程距離わずか75kmで、国境付近のミサイルを捕らえる役にしか立たず、作戦用兵器としては、問題を解決するものではない。もしも射程範囲内に飛行機が侵入したら、そのときは、これを撃墜することも出来るが、それは人道的な批判を呼ぶだろう、と総司令官。また総司令官は、もしもミサイルが山間部に設えられるなら、それはアルメニアの脅威のためのものとなるだろう、とした。トルコはエレヴァン(アルメニア)における紛争においてアゼルバイジャンへの支援を表明している、と総司令官。
ドイツおよびオランダ製の地対空ミサイル「パトリオット」は先日トルコに搬入されている。先日トルコのインチルリク空軍基地には、ドイツ製「パトリオット」の点検のためにドイツ兵士240名が到着している。
(「ロシアの声」より転載)
ロシア・ビヨンドのニュースレター
の配信を申し込む
今週のベストストーリーを直接受信します。