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古代ルーシの塩漬け汁の料理から派生した現代風ラッソリニク。塩漬け汁の料理にはピログ(パイ)もあった。ハーブおよびスパイスの入った、キュウリや他の野菜の塩漬け汁を、パイの具にかけるのが一般的だった。現代のラッソリニクと呼ばれるスープは主に、肉、魚、野菜ストック、またはモツを材料としている。また、塩漬け汁だけでなく、ピクルスもそのまま入れる。
ブイヨン用 | スープ用 |
子牛の胸肉 1個 パセリ 1本 ニンジン 1本 タマネギ 1個 ハーブ スパイス | 子牛のマメ(腎臓) 1塊 ニンジン 1本 タマネギ 1個 カブ 1個 ピクルス 5本 ピクルスの漬け汁 適宜 精白大麦 適宜 バター 適宜 サワークリーム 適宜 塩コショウ お好みで |
作り方は以下の通り:
1. 生のマメにはくさみがあるため、一晩水にさらしてくさみをとる。その後煮る。
2. 精白大麦を煮る。
3. 野菜を切っていく。ニンジン、カブを千切り、タマネギを薄切りにする。野菜が煮崩れしないように、スライサーを使わずに手で切ることが大切。ピクルスは皮と種の部分をていねいに切って、細切りにする(皮と種は捨てない)。天板に切った野菜を敷き、あらかじめつくっておいたブイヨン(5)少々をふりかけ、バター少々をのせて、アルミホイルでふたをし、230度に温めたオーブンで20分焼く。
4. 茹でたマメを鍋から取り出し、温水ですすぐ。マメを角切りにする。
5. ブイヨンはあらかじめつくっておく。骨付きの子牛の胸肉、パセリ、ニンジン、タマネギ、ハーブ、スパイスを水に入れて煮込み、約2リットルのブイヨンにする。ブイヨンにマメとピクルスの皮と種の部分を入れる。ブイヨンが沸騰したら、オーブンで焼いた野菜と茹でた大麦を加える。
6. 最後に漬け汁を1カップ入れて沸騰させ、20分ほどコトコトと煮る。
7. スープボウルに入れて、サワークリーム少々、ハーブ少々を加えてできあがり。
美味しく召し上がれ!