ロシアの無人島10選

氷のように冷たいオホーツク海に位置し、300メートルの高さに及ぶ起伏の激しい崖を持ち、錐状形をしたイオヌイ島は、人生を楽しむためにストレスのより少ないライフスタイルに切り換えるダウンシフターたちが理想とする場所からはかけ離れたものだ。それにもかかわらず、冒険家たちは、本土から北東に230キロ離れた面積1.5平方キロのこの島で未開の自然を満喫する。無人の気象観測所、鳥のコロニーやアシカの繁殖地が人気の目的地だ。

氷のように冷たいオホーツク海に位置し、300メートルの高さに及ぶ起伏の激しい崖を持ち、錐状形をしたイオヌイ島は、人生を楽しむためにストレスのより少ないライフスタイルに切り換えるダウンシフターたちが理想とする場所からはかけ離れたものだ。それにもかかわらず、冒険家たちは、本土から北東に230キロ離れた面積1.5平方キロのこの島で未開の自然を満喫する。無人の気象観測所、鳥のコロニーやアシカの繁殖地が人気の目的地だ。

タス通信
チャンプ島はロシアの北極圏でも最も遠隔で神秘的な島のひとつだ。ゼムリャフランツァヨシファ (フランツ・ヨーゼフ諸島) を構成する島の一つで、374平方キロの面積を持つこの島は、荒涼としたツンドラの地形から、各所に無作為に散在する得体の知れない球体の岩が特徴だ。この自然現象がどのような経緯で発生したのか、科学者たちは未だに正確に説明することができない。そのため、地球外からの影響によるものとするなど、ありとあらゆる法外な説が提案されている。
ヴォルガ川上流のフメリニキ島は、ロシア語版の『フォーブス』誌によれば、現在売りに出されているロシアの島では最も魅力的なものだ。4,000万ルーブル (60万米ドル) の価格が付けられ、モスクワから北東に350キロの場所に位置するこの島は、釣りのファンにとって魅力的な価格かも知れない。地元の漁師によれば、ヴォルガ川でも有数の繁殖地がすぐ近くにあるという。
永久凍土層の熱狂的な愛好家でない限り、ラプテフ海に位置するマールイ・タイミル島を魅力に感じる人はまずいないであろう。そこに原生するコケや地衣類を観察しにこの島に向かうことを決意したとしても、その斜面はほぼ1年中積氷に覆われているという事実に直面しなければならない。面白いことに、この不毛の地が発見されたのは1913年のことで、当初はニコライ2世の息子であるアレクセイ皇太子の名が付けられていた。//1972年。セヴェルナヤ・ゼムリャ諸島のソ連科学者部隊のキャンプに近づくホッキョクグマ
極東ロシアのクリル諸島 (千島列島) を構成する島のほとんどは無人島である。活火山であるマトゥア島 (松輪島) はとりわけ興味深い。かつて日本海軍の駐屯地となっていたこの島は、第二次世界大戦後、ソ連領となった。2001年にロシア軍がマトゥア島を去ると、島は観光客に開放された。ここまで行き着くことができた来訪者は、今は使われていない掩蔽壕、塹壕や防空壕などに波乱の過去を垣間見ることができる。
ロシア最南端の島であるフルゲルム島は、その素晴らしい立地にもかかわらずビーチパラダイスではない。とはいうものの、ウラジオストクの南西110キロの所に位置する岩ばかりのこの島は、バードウォッチャーやダイバーに格好の目的地となっている。
歯舞群島は、日本との領土問題がなければ、かなり目立たない場所になっていたであろう。これらの小島の集合体は、ロシアの国境警備隊が駐在しているのを除けば無人島である。シシキ島の小島は、その中でも最も絵のように美しいものだ。4つの奇妙な形をした岩は、当初シャシキ (「峡谷」の意味」) と呼ばれていたが、それは鳥瞰するとそのように見えるからである。だが、地図製作者の間違いにより、最終的に記録された名称は単なる「松ぼっくり (ロシア語で「シシキ)」の意味になってしまった。
起伏の多い崖、エメラルドグリーンの草地と黒い砂のビーチを特徴とする極東ロシアのモネロン島 (海馬島) は、純粋に美しい。この小島が2008年に海洋自然公園に指定されて以来、ロシアの遠隔地の中でも観光客が最も訪問しやすい場所のひとつとなった。
カスピ海のチュレーニー島 (海豹島) はホラー映画に最適のスポットだ。学校、造船所や放置された墓場などがかつて居住者がいたことの面影を残しており、灯台が荒涼としたステップの中にそびえ立っている。この島のダゲスタンの海岸線から47キロ離れた所にはかつて居住地があったが、1950年代にその村はなくなった。その理由は未だに不明である。最も妥当な説は、大規模な洪水があったという説明である。
ウシカン諸島は、バイカル湖の自然の宝ともいうべきもので、野生生物の愛好家にとって見逃せない場所だ。この群島は、めずらしいバイカルアザラシの生息地となっている。