7月下旬は極東ロシアでスイレンが満開になる季節。
ユーリイ・スミチュク撮影/タス通信愛と清廉の象徴であるスイレンが極東ロシアの池を飾る。ウラジオストク(極東ロシアの主要都市でモスクワからの距離は9100キロ)の近郊では、これらのスイレンがアルチョモフスカヤ熱電式発電所の近くで目に付く。
ユーリイ・スミチュク撮影/タス通信廃墟と化した発電所と、スイレンであふれる湖という組み合わせは、寒いロシアではきわめて珍しい光景だ。
ユーリイ・スミチュク撮影/タス通信通常スイレンが開花する季節はおよそ1ヶ月ほど続くが、満開状態を目にすることができるのはわずか4日間だ。
ユーリイ・スミチュク撮影/タス通信日本人が言うように、1日目は酒瓶のような形をしており、2日目は盃の形、3日目になると丼の形になり、4日目は受け皿のようになる。
ユーリイ・スミチュク撮影/タス通信スイレンにはさまざまな種類がある。黄色のスイレン、カスピ海のスイレン、インドのスイレンに加えてコマロフがあるが、その大部分は極東ロシアに生息しており、この辺りで生息している唯一の種類だ。
ユーリイ・スミチュク撮影/タス通信淡いピンク色の蕾が心地よい芳香を漂わせ、正午頃にそれが最も顕著になる。
ユーリイ・スミチュク撮影/タス通信スイレンが生息する湖の側にあるこの発電所は、もはや稼働していない。そのため、現在は地元住民に人気の憩いの場となっている。
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