最近、「ベスト・オブ・ロシア」写真コンテストの大規模な展覧会がモスクワで開催されている。自然、建築、スタイル、人物/イベント/生活という複数のカテゴリーで写真が選ばれた。今年は特別な第5のテーマ、「冠婚葬祭」が特色となっている。// ミサ後のエカテリンブルクの古儀式派礼拝堂
Evgeny Kazekin「ベスト・オブ・ロシア」は、これまでに前例のない、あらゆる地方を包含する全国規模の写真プロジェクトである。このコンテストは2008年以来開催されている。// ブーケトス、モスクワ州ノヴィンキ村
Natalia Turdakova熟達したプロでもアマチュア愛好家でも、写真に興味がある人ならだれでもこのプロジェクトに参加できる(応募者の居住地も関係ない)。// 息子に別れを告げる母親、チェリャビンスク
Sergey Kolyaskin唯一の応募条件は、写真が2012年9月から2013年10月の間に撮影されたものでなければならないということだ。毎年、モスクワの展示会が幕を閉じると、今度はロシアおよび海外の各地の主要な展示場で展示される。// 長い結婚式の日の終末。ろうそく形の光とジプシーの音楽が、披露宴の魅力あふれる神秘的な雰囲気を醸し出している。モスクワ
Elena Malysheva「冠婚葬祭」部門では、全国各地で撮影されたさまざまな写真のコレクションを展示されている。// ボルガリの白のモスクで佇む花嫁、ウリヤノフスク
Ramil Yakupov展示作品の中には葬式のものよりも結婚式の写真の方が多く、あまり珍しいものはない。// 挨拶と別れ。第二次世界大戦中にカルーガの地の戦闘で倒れたソビエト兵たちの改葬前の遺体。カルーガ州ユーフノフ
Rostislav Krasnoperov誰もが新しい家族ができた瞬間をとらえたいと感じるが、葬式で写真を撮ることは慣習的ではない。// 結婚式の日の朝、モスクワ
Svetlana Melnikovaそれが有名人のお葬式でなければなおさらだ。しかし同時に、標準的な結婚式の写真から傑出した作品を探しだすのは容易ではない。結婚式の写真は、一般的な慣例に従い有料で撮影してもらう形式のものを含む、伝統的なジャンルであるからだ。// 映画監督アレクセイ・バラバノフの葬儀。ウラジーミル大聖堂、サンクトペテルブルク
Ruslan Shamukov最もばかげた結婚式の写真の多くの面白い例は、ロシアのインターネット上に見かけることができるが、これらがコンテストに応募されていたら、間違いなく「ロシアの最悪」になっていたであろう。/ /花嫁の持参金、プーシキノ、モスクワ州
Georgy Rozovそれにもかかわらず、ジプシーの結婚式や地域の習慣や伝統を反映したイスラム教徒の結婚式など、民族誌的な観点からは多くの興味深い写真が含まれている。// 結婚式の2日目。新婚夫婦が住む家に贈り物を運ぶ、バルハール村、ダゲスタン
Ivan Dementievskyシスター・フラヴィアナは2013年1月19日に亡くなった。享年86歳だった。彼女は、ヨルダン川で聖体礼儀と洗礼を受けた後、天の神のもとへと旅立った。これには一種の神秘が感じられる。トルガの聖ヴェデンスキー修道院
Vladimir Orlov1930年代の弾圧犠牲者の埋葬地で行われた追悼の日の行事。スモレンカ村、チタ、ザバイカリエ地方
Evgeny Epanchintsevオセチア人は、感情を抑制することを常に美徳とみなしてきた。この民族は、我慢と忍耐を植え付けることが不可欠な過酷な山岳地帯の環境で長い間暮らしてきた。これらの伝統はこの影響を受けて形成されたが、今日に至るまでその効力を失っていない。これは、孫娘の結婚式で祖父が自分に許した最大限の感情表現である。彼女は彼に話しかけることもできない。ウラジカフカス
Zarina Khadikovaだが通常は感情が抑制されることはない。孫娘の結婚。彼女の祖父母が新婚夫婦を祝福する。リャザン
Elena Oskinaロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、若い頃に柔道の手ほどきを受けたロシアのマスター柔道コーチ、アナトリー・ラフリンに別れを告げた。レクイエムの後、大統領は人の目につかない所にいることにした。彼はヴァトゥーティン通り沿いを歩くと後、ジェスチャーで彼の警護員にその場を離れるよう指示し、自動車製造工場の傍を一人で歩いて行った。サンクトペテルブルク。
Konstantin Zavrazhinロシア・ビヨンドのニュースレター
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