「モスクワのソーホー」の典型的な住人たちの人形!(写真特集)

Nidgus
 デザイナーの Nidgusが、モスクワのど真ん中にあるパトリアルシェ池地区に集まる典型的な人々をイメージした新たなオリジナルの人形セットを披露した。

 デザイナーでアーティストのNidgusが首都モスクワの住人たちを表現したバーチャルな人形コレクションの新作を発表した。Nidgusはこれまでにも、ロシアの食料品店の利用客モスクワの典型的な市民を皮肉った作品を披露している。そして今回、Nidgusがフォーカスを当てているのは、パトリアルシェ池というエリート地区に滞在する人たちである。

 パトリアルシェ池、あるいはパトリキと呼ばれるこの地区は、首都の中でももっとも人気のある高級エリアの一つで、高級レストラン、高級ショップ、展示スペースなどがある独特の雰囲気を持つ場所である。この辺りがこうしたエリート地区になったのは2010年代の終わりで、以来、この地区は「モスクワのソーホー」との異名をとっている。

 そんなわけで、古いモスクワの中心部を散策するのが好きな人たちだけでなく、「贅沢な時間を過ごせる中心地」に興味がある人たちもこの周辺を観察しにやってくる。

 パトリアルシェ池地区で出会うことができるのは次のような人々である。 

 ストリート・フォトグラファーのレンズに収まろうと、通りをうろうろしている女の子

 雑誌「フォーブス」の編集長よりも「裕福な」人々にインタビューを試みようとする人

 オリジナルのレストランからのオーダー品を運ぶ配達人

 ただ自分の用事をするために歩いている2人のおしゃれな若者

 ショッピングセンターで買い物をした後、大きなショッパーを持って、通りに立ち止まる若い女性

 ランチタイムにレストランで食事をしようとオフィスから出てきた従業員

 偶然、カメラに映り込んだサンクトペテルブルクのある狭い世界で有名な人物

 ハンチング帽を被った中年男性。この通りで実際にお金を持っている唯一の人物

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