ロシア極北には暖をとれるバス停がある。それって一体どんなもの?

Pavel Kuzmichev

 ロシア北方の都市では、激しい酷寒の中でも生活が止まることはない。人々は学校や職場に行き、しかも私用の交通機関(冬にはさらに暖かくしなければならない)ではなく、公共交通機関を好む。

 バスを待っている間に凍りついてしまわないよう、たとえばサレハルドやラブィトナンギといった多くの都市では近代的な暖房のあるバス停が設置されている。

 バス停の片側は暖かい日のためにオープンになっていて、反対側は閉じられ、暖房がつけられている。バス停の中は10度くらい、外はマイナス15度くらいで、これは春にしては寒い。バス停には電光掲示板があり、時刻表が表示されていて、あとどのくらいバスを待たなければならないのかがすぐにわかるようになっている。壁になっている側に、コーヒーメーカーが置いてあるところもあり、体の中から温まることもできるというわけである。

 このようなバス停は、ヤクーツク、ノリリスク、スルグートにもある。ケメロヴォのバス停は閉じられてはいないが、マイナス5度以下になると暖房が入るようになっている。

あなたは暖を取れるバス停を見たことがありますか?

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