サハリン州のアニワ地区は来週、北海道東川町の大型代表団を迎える。サハリンメディアが伝えるところによれば、代表団はサハリン訪問中、アニワ市の第一番中学校を訪れることになっており、同中学校の生徒らはこれに合わせて「ロシアと日本の文化週間」を実施している。
学校では月曜日から東川町の歴史と文化についての授業を行うほか、同テーマでの課外授業が予定されている。またロシア語の教師らは「友への手紙」をテーマにしたコンクールを行う。同中学校の生徒らが日本に住む中学生に手紙を書くというもので、東川町の代表団の訪問時に、東川町長にその手紙を手渡すことにしている。
また美術の授業では日本の伝統衣装を描いたり、日本の絵画、工芸に親しんでいる。下級生たちは桜をデッサンし、また上級生たちは扇子に模様を描いたり、着物や日本の風景画を描いているとのこと。さらに音楽の授業では日本の童謡を聴き、技術の授業では女子生徒は「和食の伝統」をテーマにした課題をこなしている。
子どもたちは、この期間に日本文化と触れ合いながら、日本ともっと親しくなり、漢字の意味を理解し、日本の歌の内容を知り、日本語を勉強したいと話している。
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