1980年モスクワ夏季オリンピック:壮大な開幕式を振り返る(写真特集)

Yuri Belinsky/TASS
1980年、ソ連の首都モスクワは、第22回夏季オリンピックの首都となった。開幕式は7月19日に「ルジニキ・スタジアム」で行われた。

1. オリンピックの16日間で、36の世界記録、さらに数十のヨーロッパ記録およびオリンピック記録が樹立された。 

2. ソ連開催のオリンピックは、60カ国以上によってボイコットされた。しかし、五輪旗を掲げて参加した個人や団体もあった。最も多くの選手が「中立」で参加したのはイタリアだ。

3. 前回のモントリオールオリンピックをボイコットしたアフリカの24カ国を含めて、合計80カ国の選手がモスクワを訪れた。

4. 開会式はルジニキ・スタジアムで行われ、その規模は来場者を驚嘆させた。初めに、古代の衣装を着た青年男女が、古代の戦車をともなって観衆の前に現れた。

5. 競技参加者がこれに続き、ソ連の選手団がしんがりを務めた。

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7. オリンピック聖火は、オリンピック3連覇を既になしとげ4連覇に挑むヴィクトル・サネイエフ(男子三段跳選手)によってスタジアム内に運ばれた。そして、やはりオリンピックチャンピオンであるバスケットボール選手のセルゲイ・ベロフに手渡された。 

8. ベロフはオリンピック聖火台に点火した。そして、ソ連の指導者レオニード・ブレジネフがオリンピック開会を宣言した。

9. 最高の見ものは体操選手たちのパフォーマンスだった。

10. 開幕式のパフォーマンスには1万6千人以上が参加した。

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12. モスクワ五輪のマスコットは「ミーシカ」(こぐまのミーシャ)だ。

13. 開幕式に際してはさらに、色とりどりの旗を持った4500人のスポーツ選手がスタンドの1か所に陣取り、巨大なモザイクを創り出した。開会式では174のモザイク画が示された。

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