ロシア国立サンクトペテルブルグ・アカデミー・バレエ - くるみ割り人形 -

振付家ヤコブソンの名を冠する劇場が、クリスマス不朽の名作とともに4年ぶりの来日!

ロシア国立サンクトペテルブルグ・アカデミー・バレエ くるみ割り人形 古都サンクトペテルブルグから、なつかしい『くるみ割り人形』がやってくる。私たちの心の奥にしまわれている大切なもの、子どものころのわくわくするクリスマス、お気に入りの人形との出会い、そして初めての恋の芽生え・・・ そんな体験をいきいきと味わえるのが、バレエ『くるみ割り人形』だ。とくに今回のワイノーネン版『くるみ割り人形』はシンプルな造りのなかに、子どもの目で見、子どもの心が感じる世界そのものを描いている。私たちはヒロインの少女とともに、醜くこっけいな姿のくるみ割り人形になぜか心惹かれ、新たな冒険の世界へと誘われていくのだ。

 演じるのはロシア国立サンクトペテルブルグ・アカデミー・バレエ。前回の来日から4年ぶり、待たれていた来日だ。古典バレエのふるさととして、歴史的なバレエ団の数々を擁するサンクトペテルブルグにあって、このバレエ団は比較的新しく、とても個性的だ。1969年に気鋭の振付家レオニード・ヤコブソンのバレエ団として出発している。当時のソ連社会では芸術表現にも思想統制があり、厳しい検閲があった。ヤコブソンはそのなかで創意とユーモアに富んだ独特な作品を作り続けた。『ロダン』、『婚礼行列』など珠玉のような作品群を、ヤコブソンは自分のバレエ団で自ら選んだ粒よりのダンサーたちに踊らせた。いまでもサンクトペテルブルグ・アカデミー・バレエは古典演目とともに細やかな表現力を要するヤコブソン作品をレパートリーとして継承している。

 ヤコブソン亡き後、バレエ団はアスコルド・マカーロフ、ユーリー・ペトゥホーフといったすぐれた踊り手でもあった指導者たちの手を経て、現在アンドリアン・ファジェーエフが芸術監督を務めている。マリインスキー劇場のプリンシパル・ダンサーとして多くの古典バレエの主役を踊り、現代作品にもすぐれたセンスを発揮してきたファジェーエフの下で、サンクトペテルブルグ・アカデミー・バレエはいまも創意に満ちた新鮮な息吹を伝えてくれる。

日時:2015年12月19日(土)ー24日(木)

場所:東京国際フォーラム ホールA、めぐろパーシモンホール、オリンパスホール八王子

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