ニンジン好きな人のための5つのレシピ

Legion Media
ニンジンという食材は多くの料理で使われているが、ここではニンジンが主な材料として使われているロシア料理のレシピを紹介しよう。

 ソ連時代の料理辞典、「おいしくて健康的な食べ物の本」の中で、ニンジンはスープやサラダ、メインディッシュ、そしてデザートの材料として使われている。そのほとんどが今でもまったく新しく、食欲をそそる。中でも特においしそうなものを厳選した。

1. ニンジンのピュレースープ

 ピュレースープは常にダイエット食とみなされてきた。体型維持を心がけている人、そしてベジタリアンにオススメしたい。

作り方 

 ニンジン(800g)は皮を剥いて千切りにして鍋に入れ、水1/4カップ、植物油大さじ1、塩小さじ1、砂糖小さじ1を加え、7分蒸し煮する。そこに米1/2カップを加え、水5カップを注ぎ入れ、蓋をして、弱火で50分煮る。その後、鍋から米を取り出し、形の崩れたニンジンも含めてブレンダーにかける。

 取り出したピュレーに温めた牛乳2カップを加えて、塩を加えて、味を整える。器に取り分ける前に植物油(大さじ2)を加え、先ほど鍋から取り出しておいた米を鍋に戻し入れる。スープにはクルトンを乗せたり、ハーブを添えてもよい。

2ニンジンのクリーム煮

 肉料理、魚料理の付け合わせにぴったりな一品。

作り方:

 ニンジンは皮を剥いて輪切りにし、鍋に入れ、ブイヨンまたは水(およそ300ml)、油(大さじ1/2)、塩、砂糖を加えて20分から30分、蒸し煮する。ニンジンを熱いクリームソース(500gのニンジンに対し、小麦粉大さじ1/2、牛乳カップ2/3、砂糖小さじ1、植物油大さじ1)に注ぎ入れ、そっと混ぜる。

3. ニンジンとリンゴのカツレツ 

 チキンナゲットに劣らずおいしいニンジンとリンゴにパン粉をまぶして焼いたカツレツ。

作り方:

 ニンジン(1本)は皮を剥いて、おろし器でおろし、鍋に入れ、水(カップ1/4)を加えて、柔らかくなるまで蒸し煮する。鍋に、皮を剥いて細切りにしたリンゴ(1個)を加えたら、リンゴが柔らかくなるまでさらに蒸し煮する。セモリナ粉(小さじ1)、塩(お好みで)、砂糖(小さじ1/2)を加え、ダマができないようときおり混ぜながら5分煮る。出来上がったら、火から下ろして、冷まし、カツレツの形に整え、パン粉をまぶし、植物油をひいたフライパンで両面を色よく焼く。

4. ニンジン入りスィルニキ

 ニンジンと干しアンズを加えたオレンジ色が鮮やかなスィルニキ。

作り方:

 ニンジン(1本)は小さい細切りにし、5gの植物油と少量の水を加えて蒸し煮する。水分がなくなったら、火から下ろし、冷ます。この間に、干しアンズ(15g)を小さく刻んでおく。カッテージチーズ(120g)に小麦粉(30g)、サワークリーム(15g)、砂糖(15g)、卵1/2個、干しアンズ、ニンジンを混ぜる。これらすべてを混ぜ合わせたら、3等分し、小麦粉をはたいて、丸く成形する。焼型か天板に油を薄くひき、180℃に予熱したオーブンに入れ、20分焼く。途中でスィルニキを裏返してもよい。

5. ニンジンとリンゴとクルミのサラダ

 ニンジンは長期間保存でき、値段も安いため、多くのソ連の伝統的なサラダに使われている。マヨネーズをたっぷり加えたものもあれば(オリヴィエサラダ、“毛皮を着たニシン”、ミモザサラダなど)、少し軽めのもの(ズドローヴィエ=健康の意)もある。ここでは、あっさりした甘いサラダの作り方を紹介しよう。

作り方:

 ニンジン(75g)は粗めのおろし器でおろし、リンゴ(75g)は細切りにする。すべてを合わせ、ハチミツ(25g)を加えたら、サラダボウルに入れ、パセリの葉(10g)を飾り、砕いて少し炒ったクルミをかける。

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