「日露連絡鉄道は技術的に可能」

Photoshot/Vostock Photo撮影

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第9回「UIC世界高速鉄道会議」が7日、東京で開幕した。会議には公開株式会社「ロシア鉄道」のウラジーミル・ヤクニン社長が出席している。

 サハリンと北海道の間に連絡鉄道を建設することは技術的に可能である。ヤクニン社長は6日、東京で行われた記者会見でこのように述べた。

 

「日本の鉄道分野のハイテクを学んでいる」 

 「技術的に可能であり、日本企業もロシア企業も関心を示している」とヤクニン社長。また、ロシア極東で高速鉄道が建設される場合、日本の「新幹線」システムを採用する可能性も排除しなかった。「日本の鉄道分野のハイテクを学んでいる」とヤクニン社長。

 第9回「UIC世界高速鉄道会議」は7日から10日まで行われる。会議には世界中の高速鉄道関係者1000人以上が参加する。ヤクニン社長はオープニング・セレモニーで挨拶した。

 ヤクニン社長は第5回国際鉄道事業フォーラム「戦略的パートナーシップ1520」(ソチ、6月3~5日)の一環として行われた会議の席で、日本とロシアの連絡鉄道のテーマに触れていた。「ロシアと日本の間の連絡鉄道の可能性について話せれば。これはネヴェリスコイ海峡(*サハリンとユーラシア大陸の間にある間宮海峡――編集部注)を横断して北海道までつながるという有名なテーマ」とヤクニン社長。これ以外に、モスクワ-カザンの高速鉄道の建設分野における、日本との協力の見通しについても語っていた。

 

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