ロシア極東も日本もヘリ空母

ロイター通信撮影

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日本海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦「いずも」の進水式が8月6日、神奈川市で行われた。これは第二次世界大戦後最大の艦船で、就役は2015年の予 定。一方でフランスでは、ロシア海軍のミストラル級強襲揚陸艦「ウラジオストク」の船尾部分が、船首部分とドッキング。連結が完了するのは今月末の予定だ。

中国は反発、日本はさらに新鋭艦建造 

 「いずも」は昨年1月27日に起工し、以来建造が続けられてきた。ヘリコプター9機を同時に運用できる。正式な発表によれば、救援および捜索活動、日本領海の警備、日本の主権の保護を優先用途としている。

 この発表にすぐに反応したのは中国。この艦船の建造を軍事力増強、また第二次世界大戦後の日本の平和主義政策からの脱却ととらえた。

 日本はこれ以外に、しらね型ヘリコプター搭載護衛艦を来年にも退役させ、新たな護衛艦を就役させる予定だ。

 

「ウラジオストク」の配備先は

 ロシアとフランスの契約によれば、「ウラジオストク」は起工してから36ヶ月後に完成し、ロシア海軍に引き渡されることになっている。一隻目の起工は今年2月。

 「ウラジオストク」は当初、太平洋艦隊に配備されると考えられていたが、今のところどの艦隊に配備されるかについては完全に決定していない。

 アナトリー・セルジュコフ国防相辞任後、国防省幹部はヘリ空母を地中海で復活した艦隊で活用できると話した。地中海艦隊は、北方艦隊、バルチック艦隊、黒海艦隊の一部から編成されている。

 

極東の海は波高し? 

 ロシア極東の地政学的状況は、経年劣化している太平洋艦隊の強化を必要としている。しかしながら新たな軍備となると、モスクワに近い軍管区や艦隊の方が 有利になるのは、これまでの経験が物語っている。地対空ミサイルシステム「S-400」でも、新しい飛行機や戦車でもそうだったのだ。

 

*元記事(露語)