新潟とウラジオが農業分野で提携へ

新潟市篠田市長 =エフゲニイ・ペレヴェルゼフ/コメルサント紙撮影

新潟市篠田市長 =エフゲニイ・ペレヴェルゼフ/コメルサント紙撮影

新潟市の篠田昭市長は本日、「ロシア沿海地方農業・経済協力訪問団」を率いて、ウラジオストク市へと出発した。3日間の滞在期間で、農業分野におけるロシアとの協力について話し合いを行う。篠田市長がタス通信の取材に対し、訪問について語った。

 「新潟市の専門家は、中国でも大規模な支援を行っている」と、中国・黒竜江省で耕作を支援した実績について、篠田市長は説明した。

 「ロシアでも農業用地の質の向上が可能だと、いつも思っていた。新潟はこれまで常に、沿海地方やハバロフスク地方と緊密な関係にあった。最近は沿海地方政府と、新潟の専門家をロシアの 農業分野に招くことについて話し合いを行っている」。

 

農地賃貸または技術支援 

 篠田市長は、安倍晋三首相が4月にロシアを訪問した際、同行した代表団に江藤拓農林水産副大臣も含まれていたことを改めて指摘した。江藤副大臣は、オレ グ・アルドシン農業副大臣と意見交換を行っている。日本側はその際、この分野における新潟とロシアの協力問題を取り上げた。

 ロシア極東地方をすでに何度か訪問している篠田市長は、中国で行った耕作ほど「難しい土壌の準備なしに」、ウラジオストク近郊の農業用地を利用できると話した。

 この相互協力には2つの可能性があるという。「日本はロシアからこれらの土地を賃借し、農業生産を行うことができる。また日本政府はさまざまな技術指導者をロシアに送り、ロシアが自力でこれらの土地を開拓することができる」。

 篠田市長によると、ウラジオストク市のイーゴリ・プシカリョフ市長との今回の対談で、この問題を中心に話し合う予定だという。