ソチ五輪はパナソニック製品で盛り上げる

ソチ五輪組織委員会のドミトリー・チェルヌィシェンコ会長とパナソニック・ロシアの鈴木茂雄社長 =ウラジーミル・ペスニャ/ロシア通信撮影

ソチ五輪組織委員会のドミトリー・チェルヌィシェンコ会長とパナソニック・ロシアの鈴木茂雄社長 =ウラジーミル・ペスニャ/ロシア通信撮影

パナソニックが2014年ソチ冬季五輪の白物家電部門で公式サプライヤーになった。3者契約に署名を行ったのは、ソチ五輪組織委員会のドミトリー・チェルヌィシェンコ会長、パナソニックの鍛治舎巧専務役員、パナソニック・ロシアの鈴木茂雄社長だ。

 パナソニックはこの契約にもとづいて、ソチ五輪の参加者や主催者が仕事や休息の際に使う、ポット、コーヒーメーカー、電子レンジ、冷蔵庫など、幅広い白物家電のラインナップを提供する。競技施設、オリンピック村、オリンピック公園にある2014年ソチ五輪組織委員会の事務所に、約5000種の家電を納品する。

 この署名式に列席したクロード・キリー国際オリンピック委員会調整委員長はこう話した。「1988年以来IOCのグローバルスポンサーとなっているパナソニック社と、さらなる契約を結べることを嬉しく思う。パナソニックの最新式音響・映像機器によって、全世界の人々がオリンピックのイベントを見て、自分もそこに参加しているという臨場感を味わうことができる」。

 チェルヌィシェンコ会長もパナソニックとの協力関係の強化に満足の意を表明した。「パナソニックには、音響・映像機器のみならず、選手や主催者の滞在生活に真の快適さを与える、もっとも必要とされる家電をそろえていただける」。

 鈴木社長はこう述べた。「ロシアのオリンピックへの参加をさらに拡大できる素晴らしい可能性を与えていただいた。当社の歴史の中でこのような前例は1998年の長野冬季五輪の1度しかない。あれから15年が経過し、ソチでこの経験を活かすことが決まった。このように、パナソニックは自社のグローバル・ビジネスにおいて、ロシアの特別な役割と意義を強調している」。

 

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