コメルサント紙撮影
首位はニューヨーク、東京は7位
これはアメリカの不動産運営会社「ジョーンズ・ラング・ラサール(Jones Lang LaSalle)」が発表している「投資活動が最も活発な都市」ランキングで、既に竣工した物件の売買に基づいている。これによると、モスクワは30億ドル台 でワシントンと並び、それぞれ8位と9位を占めた。
首位は99億ドル(約9900億円)のニューヨーク、2位は88億ドル(約8800億円)のロンドン、3位は56億ドル(約5600億円)のパリ、4位は47億ドル(約4700億円)のソウルだ。東京は32億ドル(約3200億円)で7位になっている。
ロシアの9割以上がモスクワ
ロシアの2012年度不動産市場投資額は、過去最高の87億ドル(約8700億円)に達したとジョーンズ・ラング・ラサールは報告している。それでも、他の ヨーロッパ諸国に比べると、それほど大きな額ではない。ロシアはまた、投資家の関心が首都に集中しているヨーロッパ唯一の国だ。国の全投資額のうち、モス クワの占める割合は90%以上である。一方でロンドンは全体の59%を占めるにとどまっている。
ジョーンズ・ラング・ラサールのロシア・CIS地区取締役であるトム・デボンシャー・グリフィン氏によると、ロシアの不動産への投資額は現在、GDPの0.4%にすぎないため、ロシア市場には大きな成長の可能性があるという。
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