ソチ6日目「眠らない村」

写真提供:flickr.com/sochi2014

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競技が始まって、選手がもうメダルを手にしている会場もある。

 会場が観客でうまると、すごくカラフルになる。どこも熱気に包まれていて、テスト試合の時とはずいぶん違う。ユニークな帽子、熱狂、騒音、歓声、拍手、歓喜、そして地元のロシア代表が結果を出した時の倍の歓喜…

 ボランティアは自分たちの会場で大忙しな時でも、他の会場の状況をチラ見して、他のボランティアに競技の様子を伝えたりしている。まったく知らない人が 近づいてきて、「ビョルンダーレンが金」、「リプニツカヤが一番いい」、「ビョルゲンは期待通り」といった具合に、最新情報をヒソヒソ話で教えてくれる。

 

余分なチケットないかな? 

 私たちの余暇も競技日程に合わせて計画される。大好きな競技を見れるボランティアもいれば、「ショートトラックの余分なチケットないかな?」などと知り 合いに聞きまわっているボランティアもいる。ある知り合いのボランティアはシフトを終えて五輪公園に来て、貴重なフィギュアスケートのチケットを持っている友だちを見つけ、会場に入ることができた。私たちが開会式を見れるかもしれないと期待してフィシュト・スタジアムの前でずっと立っていたのに、入ることができなかったからといって、多くの責任者が他の競技のチケットで私たちを元気づけようとしている。

 

ボランティア村は眠らない 

 ボランティア村は24時間大忙しで、一瞬たりとも動きが止まらない。朝4時に外に出ても、シフト交替に向かったり、逆に終えて戻ってくるボランティアが いるから、もう時間の感覚がなくなっていると言ってもいい。ボランティア村にあるカフェやショップが24時間あいているからなおさら。

 だから6日目にもなってくると、友だちになったボランティアが、夜中の3時にシフトを終えて訪ねてきたって驚かない。真夜中なのに、スキー・チームの役員たちは変わってるけど魅力的で大好きなんて、興奮気味に話してる。この友だちはここ2日ほど、担当しているスキー・チームのために、バイアスロン会場近くのホテルを探していた。今の滞在場所から会場までが遠くて移動が大変なんだとか。予想通り、ホテルはどこも満室で空きがないそうだ。残念。