「クビアトはレッドブル戻れない」

ダニール・クビアト、ソチ、2016年4月29日=

ダニール・クビアト、ソチ、2016年4月29日=

AP撮影
 ロシアのF1ドライバー、ダニール・クビアト(21)は、「レッドブル」に再び戻ることはないだろうと、レーシング・マネージャのオクサナ・コサチェンコ氏は考えている。

 「これが罰則なのかはわからないが、ロシアGPで起こったことにチームは強い不満を持っていた」とのコサチェンコ氏のコメントをタス通信が伝えている。レッドブルには別の若きドライバー、カルロス・サインツもおり、将来的にはクビアトよりも魅力的になる可能性があるという。

 「レッドブル・レーシング」の公式サイトで5日、クビアトが「トロ・ロッソ」に降格し、代わりにオランダ人のマックス・フェルスタッペンが昇格するとの情報が伝えられた。 

 

ロシアGPで2度「接触」

 ロシアGP(ソチ、5月1日)が終わった後、すぐにクビアトの今後の問題に関する噂が流れた。クビアトは1周目で、「フェラーリ」のドイツ人ドライバー、セバスチャン・ベッテルに2度接触。ベッテルはリタイアすることになってしまった。接触によってクビアトのパートナーであるレッドブルのオーストリア人ドライバー、ダニエル・リカルドも被害を被り、ポイントを稼ぐことができなかった。クビアト自体は10秒のペナルティを課され、15位でフィニッシュした。

 トロ・ロッソに移ることで、クビアトは気が楽になるのでは、とコサチェンコ氏は考える。「心理的なプレッシャーでクビアトがあのようになってしまうのかもしれない。トロ・ロッソではそこまで張り詰めた状況にはならないから、快適になるのでは」とコサチェンコ氏。