独ソ戦中に失われた芸術作品が、離宮「ツァールスコエ・セロー」に戻ってきた

 1. アレクサンドル2世のコレクション中の2枚の絵画。すなわち、ドイツの画家カール・フリードリヒ・シュルツ(1796~1866年)による『陣地を掘る近衛工兵大隊の工兵たち』と『駐屯地付近に停止していた近衛騎兵連隊の出発』。

 2. 英語の写真アルバム『ロシア軍の遠征:1915年3月~8月』(これは、アレクセイ皇太子の所有で、ツァールスコエ・セローにあるアレクサンドロフスキー宮殿に保管されていた)。このアルバムには、168枚の写真が収められている。第一次世界大戦において、ロシア軍の遠征中に、イギリスの写真家ジョージ・ミューズが撮影したものだ。

 3. 有名なラファエロ陶磁器の皿。1903 年に離宮ツァールスコエ・セローのために特別に制作された。

 これらすべての貴重な品は、ミハイル・カリサロフ氏が、外国のオークションで入手し、博物館に寄贈した。同氏は、ロシアの石油化学の大手企業「シブル」を率い、慈善活動にも熱心だ。

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