日本の「ベルカントジャパン合同会社」の今瀬康夫代表が、沿海オペラ・バレエ劇場と日本の文化組織の共同プロジェクトについて語った。=Press Photo
文化分野のマネージメントを行う今瀬代表は、露日交響楽団の創設、オペラ「蝶々夫人」の合同上演を、沿海オペラ・バレエ劇場に提案した。
「当社は文化分野のマネージメントを行っており、また吹奏楽団を保有している。私自身、ホルンの奏者。ウラジオストクに劇場建設中との話を聞いた時、すぐに合同上演のアイデアが浮かんだ。ぜひ実現させたい。両国の音楽家がともに演奏できたら素晴らしい。また、プッチーニのオペラ『蝶々夫人』の共同プロジェクトも、沿海州オペラ・バレエ劇場と実現できれば」
蝶々夫人を日本人歌手、ピンカートンをロシア人のテノール歌手、子どもを沿海地方児童学団にする提案もあった。「ロシアには日本人バレリーナがいる。合同バレエの上演についても考えることが可能」と今瀬代表。
この国際円卓会議では、これ以外にも、在ウラジオストク日本領事館の長谷川主席領事や能楽師の坂井音重氏が提案を行った。沿海オペラ・バレエ劇場によって、日本人がロシアの演目を見たり、クラシック音楽を聴いたりすることができると、長谷川主席領事は述べた。
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