フィーリン監督「来日団員変更」

AFP/East News撮影

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ボリショイ・バレエの日本公演が11月19日に始まる。ボリショイ劇場バレエ団のセルゲイ・フィーリン芸術監督がこれを伝えた。

 今回の来日公演は20回目の節目。期間は12月7日までの約3週間で、東京、栃木、愛知、滋賀、富山、大阪、静岡をまわる。19日の初日の公演が行われるのは栃木県宇都宮市。栃木県総合文化センターで有名な「白鳥の湖」が披露される。

 「日本公演は『白鳥の湖』なしでは成り立たない。これはロシア・バレエの代表作であり、日本では観覧必須と考えられている」とフィーリン監督。日本側は入念に、綿密に、じっくりと演目を選ぶという。

 「認知度の高い長編クラシックで、集客力のある、ボリショイ劇場らしい舞台が望まれる」。今回の演目には「白鳥の湖」以外にも、「ドン・キホーテ」、「ラ・バヤデール」があるという。「事前に承認され、契約に従って上演される。ただ、出演メンバーに変更があった」とフィーリン監督。

 スヴェトラーナ・ザハーロワが日本に行けるかはギリギリまでわからなかったという。ザハーロワに10月末、腎臓の問題が生じ、一時的にスケジュールから外れていた。「外科手術をしなくても済んだので、早期に復活できた。医師からは海外公演の許可がおりた。ザハーロワのパートナーはアメリカ人ダンサーのデヴィッド・ホールバーグのはずだったが、大ケガをして、現在リハビリ中。才能豊かな若きソリスト、デニス・ロヂキンがパートナーを務める」とフィーリン監督。

 若きスターのオリガ・スミルノワの名も公演メンバーに含まれていたが、日本には行けなくなった。医師は足のケガを理由に公演を禁じた。

 バレエ団のほぼ全員となる250人ほどが日本に出発した。公演にはボリショイ劇場管弦楽団も同行。2人の巨匠パーヴェル・ソロキンとパーヴェル・クリニチェフが指揮を執る。開演を率いるのはボリショイ劇場のウラジーミル・ウリン総支配人。フィーリン監督も最終週に来日する予定。

 

元記事(露語)