ボリショイバレエ日本7都市公演

Getty Images/Fotobank

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ボリショイ・バレエの日本公演が11月19日から12月7日まで行われる。パーヴェル・ソロキンとパーヴェル・クリニチェフが指揮を執るボリショイ劇場管弦楽団の音楽に合わせて、ダンサーが華麗な踊りを披露する。

 ボリショイ・バレエの恒例の日本公演が行われる。訪問先は東京、栃木、愛知、滋賀、富山、大阪、静岡。プログラムは白鳥の湖、ドン・キホーテ、ラ・バヤデール。

 ボリショイ劇場のウラジーミル・ウリン総支配人はロシア通信にこう話した。「日本の人はとても伝統的で、ボリショイ劇場のバレエの中でもクラシックのみを愛し、鑑賞を望む。日本の観客の関心と希望をふまえ、当劇場のクラシックをお届けする。これまでとは異なり、東京の公演は一部で、大部分が地方公演になる。初めてボリショイ・バレエが訪問する場所もある」

 今回は2週間以上の長期公演。演目は日本側が決めた。「対ロシア制裁が協力関係を阻むことはなく、公演の計画にも変更はない。日本で待ち望まれている」とウリン総支配人。

 19日の初日の公演が行われるのは栃木県宇都宮市。栃木県総合文化センターで有名な「白鳥の湖」が披露される。主演はアンナ・ニクーリナ、ルスラン・スクヴォルツォフ、ウラディスラフ・ラントラートフ。

 東京の会場はBunkamuraオーチャードホールと東京文化会館。20日の白鳥の湖に出演するのはボリショイ・バレエのプリマで、日本で有名なスヴェトラーナ・ザハーロワと、デニス・ロヂキン、アルテミー・ベリャコフ。

 22日は愛知県名古屋市の愛知県芸術劇場大ホールでドン・キホーテを上演する。主演はマリーヤ・アレクサンドロワ、ウラディスラフ・ラントラートフ、デニス・ロヂキン。23日には滋賀県大津市のびわ湖ホール大ホールで同じくドン・キホーテを上演する。

 24日と26日にBunkamuraオーチャードホール、27日に富山県富山市のオーバード・ホール、28日に大阪府大阪市北区のフェスティバルホールで白鳥の湖、29日にフェスティバルホールでドン・キホーテ、30日に静岡県浜松市のアクトシティ浜松大ホールで白鳥の湖を上演する。

 12月3日と4日は東京文化会館でラ・バヤデール、12月6日と7日は東京文化会館でドン・キホーテを上演する。主演はスヴェトラーナ・ザハーロワ、マリーヤ・アレクサンドロワ、エカテリーナ・クリサノワ、ウラディスラフ・ラントラートフ、ミハイル・ロブーヒン、セミョーン・チュージン、ルスラン・スクヴォルツォフなど。

 

元記事(露語)

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