ミュージック・ビデオは昨年1月、パーヴェル・フジャコフ(Pavel Hoodyakov)監督のもと、アメリカのマイアミ市で撮影された。人気、名声、お金のある男性は、こういったステータスにとらわれない、自分だけを見てくれる女性に出会うことを希望している、というのがこの曲のテーマ。
また、ノット・オール・アバウト・ザ・マネーが収録されている、ティマティの初の英語アルバム、スワッグ(SWAGG)も、蔦屋書店の洋楽ランキング・ヒップホップ/ラップ部門で4週連続1位になっている。
日本の販売を担当している、ビクターエンタテインメントの洋楽部門の関係者はこう話す。「ティマティはこのジャンルで非常に優れている。世界有数のラップ・アーティストだ。日本では、2人組のタトゥーが成功を収めて以来、ロシアの歌手の曲が広く聴かれることはなかった。ロシアのアーティストは神秘的で新しく、興味をそそられるため、話題性がある。スワッグの日本版CDは、欧米で販売されているものとは異なり、日本人の好みに合わせてアルバムの曲が選定されている。このような決定をして良かった」。