セルゲイ・カルプヒン撮影/ロイター
抗議集会の参加者は、モスクワ都心のブリヴァールノエ(並木道)環状道路を行進し、サハロフ通りで、予定時刻より早めに散会した。マイナス12度の寒さにかかわらず、警察発表で9500人、主催者発表で数万人が集まった。
野党は次の集会を春に行う意向だが、政権側は、養子縁組禁止法は、孤児をめぐる状況の改善をめざすものだと主張している。野党勢力は、この法律の採択により孤児に里親を見つけるのが難しくなった、としている。
養子縁組禁止法案は、米国のマグニツキー法への対抗措置として採択されたもので、今年1月1日に発効した。マグニツキー法は、人権侵害を疑われるロシア人に対し事実上入国を禁止するなどの措置を含んでいる。
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