新年にぴったりな贈り物の選び方

写真提供:flickr.com / by Rennings

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大人にはシャンペンと菓子折り、子供には袋入りお菓子というのが、ロシア人が新年(クリスマス)のプレゼントに何を買っていいか迷っている時に用意する、基本的なプレゼントだ。

まずは人間関係のピラミッドを決める 

新年(クリスマス)にプレゼントとして何を受け取ると喜ぶのか、そして何をもらうと頭痛の種になってしまうのか、よくわからない。家族、友人、上司、同僚にプレゼントをするのが決まりだが、万人向けのものはないため、みんなを喜ばせ、自分が恥をかかなくてすむプレゼントに頭を悩ませなければいけない。ここで重要なのは、クリスマスという観点から、プレゼントする相手を重要度でランク付けすることだ。それが終わったら、さて何をあげようかと考える。

まず家族には 

重要度のピラミッドの頂点に立つのは、自分に一番近い、夫、妻、子供などだ。夫婦の間のプレゼントは、台所用品や工具セットといった家事の道具や、趣味に合わせたものなどだ。趣味に合わせたものとは、テニスのラケットや猟銃なんかもある。子供はサンタクロースに宛てた手紙を書くので、親はそれで子供の欲しいものがわかる。子供の希望はスケートボードから、部屋の半分を占領してしまうような鉄道セットまで、何でもありだから、それに親が必ず応えられるかというと、それは無理な話だ。飴やチョコレートの入った箱の甘~いプレゼントは、どんな子供でも期待する。

上司には? 

さて、相手が上司となると、尊敬の念を示さなければいけないため、最大限の外交術が必要となる。他のプレゼントと混ざってわからなくなってしまうような、何のインパクトもない形式的なものではダメだし、かといって、媚びて見えるような度を越したものでもダメだ。

よくあるのは、同僚とお金を出し合って共通のプレゼントをするパターンだが、上司の位が高い場合は個別のプレゼントになる。机の置物、絵画、高価な事務用品セットなどが適している。ビジネスのパートナーにもそのようなプレゼントをしてもいいが、そういう場合にはエッチングや記念のメッセージを入れる。そうすればパートナーは、しっかりとプレゼントをくれた人のことを覚えていてくれるだろう。

同僚へのプレゼントの難しさ 

職場の同僚は重要度ピラミッドの中で一番下に位置するため、手軽なものをあげる。干支の小さな置物、シャンペン、お菓子、マグカップなど、「100円ショップ」などのお店で買うもので十分だ。ただここにも難しいところがある。誰かがプレゼントをあげたのに、もらった人は自分のピラミッドの中にその相手を入れていなかったために、プレゼント交換が成り立たないという事態が起こったりすることがある。そうすると気まずくなり、その年ずっとぎくしゃくしてしまうのだ。もらえなかった人は翌年その相手をピラミッドから外すが、その相手の方は前年の気まずさを覚えているので、豪華なプレゼントをし、立場が逆の気まずさをまた経験することになる。

慌てず騒がずお早めに 

「クリスマスのカップ、小さな置物、ヘビ(来年の干支)のマグネットなどがよく売れます。ぬいぐるみも売れ筋です。昨日は男性が騎士の剣を200ユーロで購入していきました。本格的なクリスマス商戦が始まるのは12月中旬で、新年まで続きます。大晦日は人が次から次へと押し寄せて、お店はぐちゃぐちゃになりますよ」とプレゼントショップの店員のナターリヤさんは話す。

プレゼントは1ヶ月前から店頭に並ぶものの、買物がピークになるのはどうしても12月の最終日になってしまう。プレゼントの購入はお早めに。