モスクワで馬場朝子さんの講演会

Getty Images/Fotobank撮影

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全ロシア国立外国文献図書館日本文化事業部で12月19日、講演会「日本のマスメディアにおけるロシア」が行われた。講演を行ったのは、NHKでさまざまなロシアのドキュメンタリー番組を製作している馬場朝子さん。

馬場朝子

1977年モスクワ国立大学文学部卒業

製作番組:「スターリン家族の悲劇」、「ロシアから見た日露戦争」、「証言でつづる現代史・アフガン侵攻はこうして決定された」、「トルストイの家出」、「ソルジェニーツィンと大統領たち」、「チェルノブイリ原発事故・汚染地帯からの報告」

著書:「タルコフスキー―若き日、亡命、そして死 」、「社会主義の20世紀」、「プーチンのロシア」、「低線量汚染地域からの報告―チェルノブイリ 26年後の健康被害」

翻訳書:「中央アジアの民話」、「銀の馬」、「おふろおばけ」など

これまでつくられた番組には、「スターリン家族の悲劇」、「ロシアから見た日露戦争」、「証言でつづる現代史・アフガン侵攻はこうして決定された」、「トルストイの家出」、「ソルジェニーツィンと大統領たち」、「チェルノブイリ原発事故・汚染地帯からの報告」などがある。

今回は、日本の視聴者が特に興味を持っている、ニコライ二世一家殺害、日本人シベリア抑留者問題、日露戦争、スターリンの素顔、プーチンのロシアといったテーマについて詳細に講演が行われた。

馬場さんによると、日本の視聴者はロシアの現代政治や文化に強い関心を持っていて、日本で放送されるロシア関連のドキュメンタリー番組は、ロシアで放送される日本関連のドキュメンタリー番組よりも多いという。

馬場さん自身が現在重要だと考える問題は、1986年のソ連時代に起きたチェルノブイリ原発事故とその後の影響で、福島原発事故後、日本ではこの事故に対する関心が、非常に高くなったと話した。