モスクワ中心部 在野勢力集会 60人以上拘束

モスクワの中心部で、警察は、60人以上の人々を拘束した。拘束のモニタリングをしているOVDインフォのサイトが伝えた。なお、ロシア内務省モスクワ市総局の公式データでは、拘束された在野勢力の活動家の数は40名。警察官は主として、スローガンを大声で叫んでいた人々を拘束した。

ルビャンカ広場では、モスクワ市当局との合意のないまま集会が開かれた。オブザーバーの証言によると、夕方には集会は終わりに近づき、広場自体には、活動家は残っていなかった。警察官らが「押し返す」形で、彼らを地下鉄の入り口や横町に向かわせた。

土曜日昼間にはルビャンカ広場に、警察発表では7百人、在野勢力側の発表では5-6千人が集まった。これは、モスクワ市当局が、土曜日に予定されていた「自由の行進」実施を認めなかったため、在野勢力の支持者達が自主的に、ルビャンカ広場にあるスターリン弾圧の象徴的な記念碑「ソロヴェツキイの石」のもとに集まったもの。

 

「ロシアの声」から転載

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