AP撮影
露外務省の声明には、国際社会の意見に反して行われたロケット発射に対し深い憂慮の念を覚える、と述べられており、北朝鮮が長距離弾道ミサイルの技術を利用してロケットを打ち上げることを明確に禁じた、国連安保理決議第1874号に違反するとしている。
12日午前(現地時間)、北朝鮮は、人工衛星の軌道への投入に成功したと発表したが、国際社会は、同国が核弾頭搭載可能な弾道ミサイル発射実験を行ったと疑っている。
他の国にも自制呼びかける
露外務省は、その声明で、北朝鮮に対し、国連安保理決議に反する行為を繰り返さぬよう呼びかけるとともに、「他の国も、さらに情勢を緊迫化させるような措置をとり6カ国協議再開を妨げることがないと、期待している。6カ国協議は、朝鮮半島の核開発その他の問題を解決していく上で、最適な形態だと確信している」と述べた。
2003年に始まった6カ国協議は、2008年に事実上中断している。参加国は、北朝鮮のほか、韓国、日本、中国、ロシア。
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