ロシア外務省によれば、中東の全ての国が参加に合意しているわけではなく、特にイスラエルおよびイランが反対しているという。国連のパン・ギ・ムン事務総長は2013年にこのような国際会議を実施することを約束している。土曜日の声明で事務総長は、特にロシア、米国、英国の支援に期待するとしている。ロシア外務省は来年4月までに会議を実施しなくてはならないとの確信を示している。一方の欧州連合キャサリン・アシュトン外交代表も、会議の実施が遅れていることに遺憾の意を表明した。
2012年に会議を実施することは、核不拡散条約に関する会議で2010年に採択された行動計画で示されていた。1995年に採択された核不拡散条約加盟国による決議は、中東において核兵器、大量破壊兵器およびその運搬手段を廃絶するゾーンを定めることを呼びかけていた。
(「ロシアの声」より転載)
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