川口悠子がGPファイナルに進出

=AFP/EastNews撮影

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フィギュアスケートのペアの川口悠子とアレクサンドル・スミルノフ組と、女子シングルのユリア・リプニツカヤは、ソチで開催されるグランプリ・ファイナルへの進出が決定した。

川口・スミルノフ組は、先に上海で行われたグランプリ・シリーズ第3戦で2位を獲得し、累積ポイントを稼いでいたが、今回フランスのパリで行われたグランプリ・シリーズ第5戦では、タチアナ・ボロソジャルとマクシム・トラニコフ組と同様、堂々たる演技を見せ、見事ファイナルへの出場を決めた。

 

 3位のリャザーノワ・トカチェンコ組はGPファイナル進出ならず 

12月6日から9日にソチで開催されるグランプリ・ファイナルには、今大会で3位になったユリヤ・リプニツカヤも出場でき、  2位になったエリザヴェータ・トゥクタムィシュエワにはチャンスが残った。アイスダンスのエカテリーナ・リャザーノワとイリヤ・トカチェンコ組は、今大会で3位になったものの、ファイナルへは出場できなくなった。

 

「あとは滑りの質を高めるだけ」 

川口・スミルノフ組は、ショート・プログラムで完璧な演技、フリー・プログラムでも小さなミスにとどめるなど、見事に滑りきり、好印象を与えた。以前から指摘されてきたように、タマーラ・モスクヴィナ・コーチは、シーズン開始までに自分が指導する選手の両プログラムを完成させてくる。とはいえ、川口・スミルノフ組が、常に自分の“傑作”を本番でミスなくこなし、高得点を得られるかといえば、毎回それが達成できるわけではない。

モスクヴィナ・コーチが川口・スミルノフ組の今大会の活躍についてコメントしながらも、控えめな評価をしていたのはそのためだ。

「ソチのグランプリ・ファイナルへの切符となるような、自分らしさを保つことがもっとも重要です。ファイナル、ロシア選手権大会、ヨーロッパ選手権大会、世界選手権大会に向けて、川口とスミルノフのプログラムに変更を加える予定はありません。滑りの質を高めることに集中するだけです」。

 

 エリザヴェータ・トゥクタムィシュエワも有望 

女子シングルも好調だ。ユリア・リプニツカヤはショートでトップに立ち、フリーでいくつかミスをして3位に下がってしまったものの、それがファイナル出場への障害となることはなかった。エリザヴェータ・トゥクタムィシュエワは、1年前と同様、シーズン初めには若干不安があったものの、徐々に回復しているようだ。ショートは3位だったが、フリーを見事に滑り、アメリカのアシュリー・ワグナーに続いて2位につけた。これでファイナルへの出場の可能性もかなり高くなった。

 

帰趨はNHK杯で 

 浅田真央と鈴木明子は、11月23 日から25日まで開催されるNHK杯国際フィギュア・スケート競技大会で上位に入るだろうから、ファイナルの出場はほぼ確実だろう。

 アイスダンスのエカテリーナ・リャザノワとイリヤ・トカチェンコ組は、今大会で3位になったものの、ソチへの切符は手にできなかった。この唯一のチャンスを逃すまいとアメリカでトレーニングしたこのペアは、イタリアのアンナ・カッペリーニとルカ・ラノッテ組を超えなければならなかった。カッペリーニ・ラノッテ組はフリーで転んだものの、フランスのナタリー・ペシャラとファビアン・ブルザ組に続く2位を獲得した。これにより、先にファイナル出場を決めたカナダのテッサ・ヴァーチュとスコット・モイア組や、エカテリーナ・ボブロワとドミトリー・ソロヴィヨフ組とともに、フランスとイタリアのペアもファイナルに出場できることが決まった。

 

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