米国がブット氏の引渡しを拒否したことで 控訴準備

ロシア外務省人権民主主義法治問題担当全権代表であるコンスタンチン・ドルゴフ氏は、米国がヴィクトル・ブット氏の本国送還を拒否したことについて、国際法違反だと批判した。ドルゴフ氏は「これを無視することはない」との声明を発表しており、現在すでに控訴が準備されているという。

ロシア外務省は月曜日、米国で25年の判決を受けたロシア人、ヴィクトル・ブット氏と面会する意向だ。妻であるアーラ・ブットさんはロシア議会下院で開かれた円卓会議で明らかにした。アーラさんは、米国がブット氏の本国送還を拒否したことについて、1983年条約に鑑みて理解できないことだと指摘している。またアーラさんは、刑務所内においてブット氏の人権が踏みにじられていると主張している。

ニューヨーク連邦裁判所は4月5日、ブット氏に25年を言い渡し、コロンビア左派急進グループ「コロンビア革命武装軍(FARC)」に武器を供給しようとしたことで有罪判決を下している。ブット氏は自らの無罪を主張している。

(「ロシアの声」より転載)