プーチン氏は今回の決定について、国防省をめぐるスキャンダルの客観的捜査を行うためだと説明している。軍捜査当局は、不動産販売や国防省が管理する「オボロンセルビス」をめぐる株式の販売についての詐欺容疑を捜査している。捜査資料によれば、国防省は「オボロンセルビス」が所有する資産のうち、もっとも流動性のある市場価値の高い物件を選び、予算から多額の投資をした上で販売したとされている。またその販売の際に、「オボロンセルビス」に関係する民間企業に対して市場価格よりかなり低い価格で販売したとされている。
(「ロシアの声」より転載)
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