ラヴロフ露外相とのインタビュー

ラヴロフ露外相 シリア情勢、ミサイル防衛、アメリカ、外交上の敵について2012年10月23日のロッシースカヤ・ガゼータ紙のインタビュー

アメリカはロシアの外交の敵ではない。ロシアには外交の敵やその他の敵が存在しない。敵をつくることなど考えてもいない。自国の内政目的を達成するために仮想敵をつくる国があるが、アメリカの一部の政治家は、自分の内政における立場を確固たるものにし、挑戦的な雄弁術で有権者をひきつけ、どれだけ強硬であるかをアピールするために、仮想敵をつくろうとする。このような雄弁術は、限られた国民にしか通用しない。ロシアとアメリカの関係について言うと、ここ数年であらゆる面で大変良くなったと考えている。両国の関係には米露大統領委員会という、外務省が活動を調整する骨格が生まれた。委員会では、21の共同作業グループが活動している。グループは、定期会議を行い、具体的な協定を作成し、露外務省と米国務省が用意する概略報告で、両国の大統領に報告が行われる。

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