スキャンダルは、モスクワのある日本レストランのコック長が「ジャプロ」で買った醤油が、普通と違った変な匂い臭を発していると指摘した事で火が付いた。そして調査の結果、問題の醤油の賞味期限が、すでに何年も前に切れている事が明らかになった。
なお「ジャプロ」の開店に参加した「日ソ貿易」は、賞味期限シールの貼り換えがあった事実をすでに認めている。
伝えられるところでは、賞味期限シール貼り換えは、醤油ばかりでなく、味噌やインスタントラーメン、煎餅などでも行われていた。
「ジャプロ」は、モスクワで本物の日本の食材を手に入れられるほとんど唯一の場所と言ってよく、ロシアでブームが続く日本食愛好家の間で大変人気があり、ここを訪れるロシアの多くの人々は「日本の店だから食材は安全で信頼できる」と考えていた。
(「ロシアの声」より転載)
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