界のマスコミは最近、NATOがサイバー戦争時の行動を策定するために軍事演習を行う意向だと伝えた。軍事演習のシナリオでは、ある「アフリカの国」が、架空の侵略国として想定されているが、米国の軍人たちは、主要な「サイバー侵略国」は、恐らくロシアであると認めている。
米国の「期待を裏切らない」ために、ロシアもサイバー兵器の開発に取り掛かった。ロシア国防省は10月初旬、ウイルス対策システムを迂回するための手段や方法、ネットワークを保護するための手段などを含む、情報セキュリティ分野における調査入札を公告した。
国防省は同時に、能力の高い若いハッカーたちの募集も開始した。国防省は戦略イニシアチブ局、ロシア教育科学省、バウマン名称モスクワ工科大学と共同で、全ロシアコンテストの開催を発表し、大学生、大学院生、学術グループなどに参加が呼びかけられている。コンテストで選ばれた優秀な参加者たちは、国防省の専門部隊に招かれるという。そこで若いハッカーたちは、自分の案を自ら実現することができるという。
(「ロシアの声」より転載)
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