「露土関係に影響ないが、説明を聞きたい」

ラヴロフ外相は、「トルコの首都アンカラの空港での旅客機強制着陸事件は、ロシアとトルコの関係にいかなる影響も与えないだろう」と述べながらも、トルコ側から事件の詳細な説明を聞きたいとの意向を表した。

外相は「露土関係は、安定した堅固な基盤の上に発展しつつある」としたうえで、「ロシアとしては、トルコ側からこの事件に関する説明を聞きたいと考えている」と述べた。

10月10日、トルコ空軍の複数の戦闘機は、モスクワからシリアの首都ダマスカスに向かっていた旅客機を強制着陸させた。トルコ側は、旅客機がロシアから武器を運んでいる可能性があるとの情報を得たため、そうした行動をとったと説明しているが、12日にラヴロフ外相は、「積荷は完全に合法的なものだ」との声明を出していた。

「ロシアの声」から転載

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