ウラジオストクでAPEC開幕

=AP通信撮影

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アジア太平洋経済協力(APEC)サミットが、ロシア極東ウラジオストクのルースキー島で開幕した。9月1日から8日まで1週間にわたって開催される。最初のイベントとなったのは次官級会談だ。

「世界経済とイノベーションのセンターを目指す」 

ロシアのイーゴリ・モルグロフ外務次官は、開幕にあたり、サミット参加者に次のように呼びかけた。 

「首脳会談を準備し、APEC諸国の経済を発展させるために、協力して大きな成果をあげなければならない」。 

 この席で、ウラジーミル・ミクルシエェフスキー沿海地方知事は、APEC・CEOサミットの地域経済発展における役割を指摘した。  

 「我々は、沿海地方が世界経済の中心として発展し、イノベーションと学術交流のセンターとなるよう全力を尽くす」。

 優先課題は 

ロシアは今回初めてAPECの議長国を務める。そのスローガンは「発展のための統合、繁栄のためのイノベーション」だ。

優先課題は、①貿易と投資のリベラル化、②地域経済の統合、③食糧安全保障の強化、④信頼性の高い交通・物流網の構築、④イノベーション発展のための協力。

サミットのメインイベントとなる首脳会議は、9月8日、9日の2日間にわたって行われる。これは、APECにとって記念すべき20回目のサミットだ。

サミットには太平洋地域の21カ国の代表が参加し、ロシアのほか、米国、中国、日本などの経済大国も含まれている。サミット開催期間中、約1万人がウラジオストクを訪れる見込み。

ロシアは今後も大きな国際イベント開催を控えている。2014年には冬季五輪ソチ大会、2018年にはサッカー・ワールドカップが行われる。

*コメルサント紙とロシア通信の資料を使用。