三菱自動車が、モスクワ市の南西180キロに位置するカルーガ州の工場で、2013年からSUV「パジェロ・スポーツ」の生産を開始する計画だ。
「モスクワ国際モーターショー2012」で、同社の益子修社長が、「『アウトランダー』の後で、『パジェロ・スポーツ』の生産を始める計画です」と記者団に語った。
2015年までに、ロシアでの販売台数を、15万台まで増やすことも予定している。今年度の生産台数は、前年比4%増の8万台の見込み。
また、益子社長によると、同社は、ロシア向け特別仕様車の開発の可能性を現在探っている。
2011年度のロシアの三菱車販売台数は、74,166台と、前年比62.9%増の伸びを示した。
三菱自動車は、2010年4月23日にカルーガ州で、プジョー・シトロエンとの合弁車両組立工場の稼動を開始した。生産能力は年間12万5000台。現在までに、同工場は、9万9000台を出荷している。
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