海賊にシージャックされたタンカー解放 ロシア人船員全員無事

西アフリカのギニア湾で海賊にシージャックされたロシア人船員を乗せた石油タンカーが、解放された。「アルファ・マリン・クルー・サービス」社のオレグ・クラフチェンコ支配人が伝えた。彼によれば「海賊らは3千トンの石油を積み替え逃走した。船員はすべて無事で問題はなく、現在、船に損傷はないか、修理の必要があるのかどうか調査中だ。」

ロシア外務省情報局もコメントを発表、ロシア人船員解放の情報を確認し「近く、タンカーは航行を再開する」と伝えた。

 タンカーは、28日トーゴの首都ロメの沖合30キロの海上で海賊にシージャックされた。 救難信号を受け、トーゴ沿岸警備隊のパトロール船が現場に急行、海賊と警備隊の間で銃撃戦が展開されたが、海賊らは追跡を振り切り、奪ったタンカーに乗って逃走した。

 このタンカーの持ち主は、ギリシャの「Enterprises Shipping and Trading」で、オフィスはアテネに置かれている。 タンカーには24人が乗り組んでいたが、船長のみがギリシャ人で、残りの23人はすべてロシア人。

(「ロシアの声」より転載)