宇宙から初めて動物が生還した日

=タス通信撮影

=タス通信撮影

犬のベルカとストレルカ 

1960年の今日、モスクワから史上初めて生物が生還した。犬のベルカとストレルカだ。

有人飛行の試験

 

この2匹の犬は雑種で、ソ連の宇宙船「スプートニク5号」で打ち上げられた。スプートニク5号は、有人宇宙船ボストーク1号の試験機で、同じ軌道を1960年8月19日から20日まで飛行した。8ヵ月後に、ユーリー・ガガーリンはこのボストーク1号で人類初の有人宇宙飛行を成し遂げることになる。

生物を宇宙に送った目的は、生命維持装置を検査し、宇宙線の生体への影響を見ることだった。

子犬はケネディ大統領の娘にプレゼント 

数ヵ月後、ストレルカは6匹の健康な子犬を産み、そのうちの一匹は、ソ連共産党第一書記ニキータ・フルシチョフが貰い受け、ジョン・ケネディー米大統領の娘キャロライン・ケネディーにプレゼントとして贈った。

現在の2匹の犬の剥製が、モスクワの宇宙飛行士記念博物館に展示されている。