写真提供:http://raskalov-vit.livejournal.com/
聖堂の名は、ピョートル大帝の守護聖人、ダルマチアの聖イサアク(聖イサク・ダルマツキー)に由来する。101.5メートルの高さを誇るこの聖堂は、ネフスキー大通りの基点である旧海軍省から40~50メートルほどのところにある。
大帝は、自分の守護聖人の名を冠した聖堂を建てようとしたが、その完成は1858年を待たねばならなかった。設計は、フランス人宮廷建築家オーギュスト・ド・モンフェラン。
ロシア革命後の1928年に勤行が禁止され、1931年には聖堂内に「反宗教博物館」が設けられた。勤行が再開されたのは、ペレストロイカ末期の1990年。現在、聖堂には、多くの観光客と勤行に連なりたい正教徒がやってくる。
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