現代ロシア人にとっての贅沢とは:世論調査「真の贅沢品とは何か」

宝石店のショーウインドーをうかがい見る女性 =Vostock/ロイタ通信撮影

宝石店のショーウインドーをうかがい見る女性 =Vostock/ロイタ通信撮影

調査会社「ロミル」の社会学者が、「ロシア人が考える贅沢な物とは何か」について、ロシア国内の10万人以上の都市に暮らす約1000人を対象に世論調査を実施した。

ロシア人の過半数(53%)が、主な贅沢品のシンボルとして、プライベート・ヨットをあげ、次に高級不動産(42%)、プライベート・ジェット機(38%)、高級車(37%)、宝石(30%)、エキゾチックな島への休暇旅行(29%)が続いた。より少なかったものの、アンティーク、絵画、海のクルージングもあげられた。また、ブランドの服(9%)、毛皮(8%)、高級レストラン(5%)などの回答もあった。一方、外国では「豪華な暮らし」のシンボルとなるキャビアは、わずか4%のロシア人しか回答しなかった。

男性と女性では贅沢な物の評価が少々異なった。男性がより強い印象を受ける物はプライベート・ヨット(58%)、プライベート・ジェット機(42%)であったが、女性ではそれぞれ48%、34%にとどまった。また、女性では高級不動産(49%)が上位となったが、男性では34%にとどまった。

年齢別でも回答に差が出た。25歳以下の回答者が高級車を贅沢品のシンボルと考える一方、50歳以上の回答者ではわずか4%から5%にとどまった。

「贅沢というイメージに合う国はどこか」との質問では、フランス(33%)、アメリカ(23%)、イギリス(21%)の順となった。

男性が贅沢をイメージする有名ブランドは、ベントレー(11%)、ロレックス(7%)、ドルチェ&ガッバーナ(7%)で、女性はディオール(12%)、シャネル(11%)、グッチ(11%)であった。

「豪華な暮らし」を可能にする月収では、男性と女性の回答の平均金額にほとんど差がなかったものの、年齢別に見ると大きく異なった。25歳以下の回答者は、一世帯あたり65万ルーブル(約180万円)の月収があれば、非常に贅沢な暮らしができると考えているのに対し、熟年層では110万ルーブル(約300万円)まで金額が伸びた。